今日は、ほっこりとやさしい味がするドーナツのお話。
雪まつりも後半に差し掛かってきました。雪まつりは札幌の中心部、大通公園で開催されます。
そのすぐ近くの地下街に、札幌の地方の名産等を扱う「きたキッチン」というショップがあります。
〈まるい〉道産食品セレクトショップ きたキッチン [丸井今井 札幌本店 オーロラタウン 道産食品セレクトショップ きたキッチン]
そこで扱っている、うさぎやの「シナモンドーナツ」。人目を引く風貌ではないのですが、これが!どうして!何度もリピートしてしまう味。せっかく大通まで来たなら、ちょっと足をのばして買う価値ありです。
本当は夕張まで行かないと買えない。
うさぎやは夕張にある小さなお菓子屋さん。本来ならば夕張まで行かないと買えません。札幌のこのお店でもたくさん置いているわけではないので、ご注意を。
昭和5年創業のお菓子屋さんで、夕張近辺ではスーパーなどで買える気軽なドーナツらしいですが、私は札幌でしか買ったことがありません。北海道は広いので、なかなか「食べたいから買いに行こう!」というわけにもいかず、札幌の便利な場所にある「きたキッチン」に行けば買えるのはとっても便利。
きたキッチンには、「シナモンドーナツ」の他にも、ちょっと個性的な北海道内のおいしい物がたくさん集められています。
地味めの見かけによらず、「!」な美味しさ。ツウなお土産にぴったり。
この「シナモンドーナツ」、お値段もルックスも「自分、おいしいですから。」みたいな押し出しの強さは一切なく、見た目はどこにでもありそうな、と言うか、むしろ昭和のレトロ感があるお菓子です。
スーパーなんかに置いてあったら、素通りしてしまいそう。
でも、あんこが甘すぎない。油っこくもない。外側にまぶされた砂糖とシナモンのバランスもいい感じです。外装のおとなしさと味のギャップに一瞬「え?」となるくらいです。真面目に作ってる感がおいしさになっている気がします。
もうみんなが知ってるお土産は飽きたな~という方、札幌でも知る人ぞ知る、どこでも手に入る訳ではないスイーツを食べてみたい方ならとってもおすすめ。
繰り返しですが、売り切れてたらごめんなさい。大量には仕入れていないようなので。