友達の大切な人が亡くなった時、ご愁傷さまに代わる言葉はどう言ったらいいんだろう?

先日、長く付き合っている友達の家族が亡くなりました。

他の何人かの友人と誘いあってお通夜に行きましたが、彼女になんと言葉をかけて良いのか分かりませんでした。こういう時には、どんな言葉も違う気がするのです。

ちょうどいい言葉が見つからない。

もしかしたら「この度はご愁傷様でした」というのが適当なのかもしれませんが、どこかよそよそしく、自分の言いたいことではないような気がしました。

多分一緒に行った友達も同じ様に思っていて、彼女に近づくこともなく、葬儀場で何となくウロウロと参列者の列がなくなるのを待っていました。人がいなくなった頃を見計らって、彼女の近くに行くのですが誰も何も言い出せず……。

結局は一緒に行った友達の一人が彼女の肩を叩いて、みんなもそれに続くように彼女の体をポンポンと叩きました。それで私達の気持ちはなんとか伝わったと感じましたし、私達の関係には一番ふさわしいように思えました。

ほんの数秒で、もうちょっと言いたいこともあったような気がするけれど、それ以上言うこともなく、ちょっとモヤモヤした気持ちを抱えて会場を後にしました。

こんな風に思うのは今回が初めてではない。

こんな風に思うのは今回が初めてではありません。喪中の葉書をもらった時、友達の家族の訃報を聞いた時……。自分の大切な人が深く悲しんでいる時にはどんな言葉をかけたらいいんだろうといつも思ってしまいます。

そんな時、しばらく考えてから、なんと言って良いのか分かりませんが、と書いたり言ったりすることが多い気がします。

もしかしたら、私達が普段使っている日本語には近しい相手に伝える共感や悲しみの気持ちを表す言葉がないのかもしれません。

大事な人がとても悲しんでいる気持ちを分け合いたいと思う気持ち、励ましたいと思う気持ち、すぐには明るい気持ちになれないのは分かっているけれどまた元気になるまで近くで待ってるよと思う気持ち。

私には、そんな気持ちを丸ごと言い表せる日本語が思い当たりません。そういった時にはむしろ英語の方がしっくりと気持ちを言い表せるよなぁと思ったりします。

There are no words to tell you how sorry I am. 

I am so sad to hear about your loss. 

I’m so sorry for your loss.

日本語訳をつけようと思うと、どれもちょっと大げさで直接的すぎて困ってしまうのだけど、こういう事を言いたいのです。

みんなは、こういう時にどんな風に言っているんだろう?

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