音声入力を使っても入力が早くならないときに試してみること。

音声入力を使っても思ったほど入力が早くならないと悩んでいたのですが、それはどうも私の文章を作るときの癖に原因があったようです。その癖は幾つかあって、下に工夫したことと合わせて書いています。

長年の習慣なので急に変わる事は無いですが、このことを意識するだけでずいぶん入力スピードが改善したので、最近音声入力をする際に工夫している事について書いてみました。

しゃべることに集中する。推敲は後。

私は文章を作りながら、主語は何にするか?文章がねじれてないか?等、文章の正しさや読みやすさがとても気になってしまいます。それで、ついつい書き直しながら文章書いてしまいます。普段からそうやって直したり短くしたり、くっつけたりと文章を行ったり来たりして文を書いています。

でも、生産性を上げようとすると、この推敲しながら書くと言う方法はあまりいい癖ではありません。書くなら書く、直すなら直すで仕事をまとめたほうがいいのです。

音声入力は話し言葉を文字に変換しているので、喋りながら言い直したり、補ったりすることも多く、キレイな文章を最初から話すのは難しく、変換ミスも多いので、推敲しながら書くとむしろ手間がかかって音声入力の良さを発揮できません。

なので、修正したい気持ちをぐっとこらえて、間違ったままでも止まらず入力していくスタイルにするとビックリするくらい作業が早くなります。

思いつくままにメモだと思って話す。

ある編集者の方が、ブログを更新する方法について話していました。週に一度、音声入力を使ってボイスメモくらいの気楽さで複数の記事の骨子をまとめて作り、後日かなり修正を入れてきちんとした記事にしているのだそうです。

書くことのプロでもいきなり頭の中のアイデアを文章にしたりしないんだと分かってから、心理的なハードルがぐっと下がりました。音声入力する文章はそのまま使うのではない、単なるメモなんだと割り切ると、リラックスしてスピードも上がるし自由な発想を書き留められます。

音声入力でいきなり文章を書ける人はいいですが、あまり得意でないという人は大幅な書き直しは覚悟しましょう。私はやり方を変えてから結果として多くの記事を短い時間で作れるようになっています。

先に構成だけ手書きでメモしたものを見ている。

ところで思いつくままに話すといっても、何も考えずに話すと話はあっちこっちに寄り道して、結局何が言いたかったの?という文章になりがちです。そうなると後で全体の構成さえ考え直さなければならず、文章の入れ替えを始めると収集がつかなくなって大変になります。

その事を経験してからは、大体の章立て、つまり文全体の構成だけを箇条書きで紙にメモするようになりました。短いブログなどならメモなしでも何とかなりますが、ある程度まとまった長文は、手書きのメモがあったほうが断然すっきりとした文章が作れます。

このメモのお陰で、話が脱線せず筋の通った分かりやすい話を作ることができます。

おまけに何を話すべきか良いよどんだり言葉を探したりすることが減るので、先に構成を決めておくのは正確に話す助けになって一石二鳥です。

最近使っている音声入力ツール。

今は複数の音声入力ツールを使い分けています。まだどれも誤変換などがあるので、もっと使いやすいツールがないかといつも探しています。

パソコンを開くほどでもなく気軽に入力したいときはiPhoneに入れたGoogleドキュメントを開いて、iPhoneの音声入力から直接入力しています。iPhoneの認識率は比較的良好ですし、さっとかけるので大変重宝しています。

パソコン使ってしっかり書きたい時はspeechnotosというディクテーションメモアプリを使っています。こちらはパソコンのMicrosoftのマイクから直接入力しますが比較的変換がスムーズで使いやすいです。音声入力しながらキーボードで改行ができるのはとても便利です。多分個人的に使い心地が好きなのですが、改行や句読点が日本語に対応していません。今後日本語に適応させてくれるといいなと思っています。

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