今まで使っていたラミネーター はA4サイズの1番安い機種でした。多分4000円もしなかったと思います。
その時はとりあえず使えればいいと思って買ったのですが、A3の紙をラミネートする頻度が高まってきたので思い切って買い替えることにしました。
毎日使うわけではないので、家庭用の1万円までの機種で探します。
その際に調べて気付いた事を書こうと思います。
作業効率について
作業時間に関わる要素は、熱源が温まるまでの待ち時間とフィルムが送り出される排出時間です。
普通の機種だとヒーターが温まるまで数分かかります。まぁ、スイッチを入れてから他の事でもして待っていればいいのですが、この時間が意外とストレスになります。
1分以内で作業を開始できるものは少し値段が上乗せになります。
作業全体の時間も伸びるので、余裕があれば立ち上がりの早いものを選ぶと気持ち良く使えます。
排出時間は違いといっても秒単位でしたので、私はそんなに重視していません。
仕上がりについて
ラミネートしたものの仕上がりはローラーの数によります。
ローラーの数が少ないと、フィルムがうねったり接着が甘かったりというトラブルが起きやすくなります。
通常はローラーは2本ですが、仕上がりを気にするなら4本ローラーを選ぶと良いです。
こちらもローラーの数が増えると値段は少し上がります。
2本ローラーが圧倒的に仕上がりが悪いかというとそうではありませんが、今回はサイズがA3と大きい事と自分が書いたペン画をラミネートするので失敗すると代替えがきかないので、4本ローラーを選びました。
アイロンでラミネートする方法もある
ラミネートフィルムはダイソーなどで買えますし、頻繁にラミネートしない人にはアイロンでラミネートする方法があります。
私も最初はA3サイズはアイロンでやろうかと思いましたが、試してみると、仕上がりはグニャグニャで空気も入りやすく自分用に使う以外は使用に耐えないと思いました。
仕事で使う場合は、アイロンでラミネートする方法は全くおすすめしません。
コストと品質のバランスで【ナカバヤシ ラミネーター クイックラミ4】 を選びました。
1万円を切るもので、A3も出来るものとなると、グッと選択の幅が絞られます。
またサイズが大きいだけに、失敗しやすいかもしれないという不安もありました。
このナカバヤシの【クイックラミ4】は価格の割に品質も良さそうなので、こちらを購入しました。
▼こちらが入っているもの全てです。
▼サイドに電源ボタン、リバースボタン(詰まった時にローラーを逆回転させて原稿を取り出す機能です。この機種はフィルムの厚みも選べます。厚みによって最適な温度でヒーターが作動します。
▼ダイソーでもラミネートフィルムは買えます。品質に特に不満なし。やや割高ですが、高すぎるということもないので沢山作る必要がなければ良い選択肢です。
▼作業の様子。速いです。
▼出来上がったもの。A3サイズです。
まとめ
ラミネーター を買う時は、ローラーの数とヒーターを温める時間に注目すると良いと思います。
ラミネートを失敗したするとフィルムと原稿の両方を駄目にしてしまうので、手間とお金の両方を失ってしまいます。
思えば安いラミネーター を使っている時は、急いでいるのに失敗して、再度原稿を印刷し直したり、詰まった原稿を取り出したりと余計な作業をした事が何度かありました。
そして、よい機種を買うのも大切ですが、ラミネーターの糊が溶けてローラーに着くのも詰まりの原因となります。気がついた時にこまめに糊を取り除くのも実は大切です。
何かの参考になれば嬉しいです。
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