先月からドラゴン桜の作者である三田紀房さんのメールマガジンを購読しています。
そもそものキッカケは、学習指導要項が変わる2020年を睨んで三田さんが新しくドラゴン桜2をスタートするのを知ったからです。
ガラッと変わる新しい入試システムを、教育界のキーパーソンに取材をしつつ、分かりやすく漫画化するとあって、とっても注目していたのですが、最新話が読めるメルマガの案内をたまたま知って、モノは試しで申し込んでみました。
最新話だけではないところが面白い。
漫画が読めるだけなら別にメルマガに登録する必要はなかったのですが、毎号、漫画を作るための舞台裏や関係者へのインタビュー、そして三田さんの働き方についてのコラムが読めて、思った以上に引き込まれています。
今現在は、2015年から17年まで文科省教育課程課で改革を押し進めたキーパーソン、合田哲雄さんに取材したインタビューが7回の連載で配信されていて、どういう方がどんな考えで新指導要綱を進めていったのか知ることができます。
三田さんの仕事ぶりが興味深い。週休3日、残業禁止、「作画完全外注」って!
メルマガでは、三田さんが仕事観を語るコーナーもあります。
ご存知の方もいるかもしれませんが、三田さんは週4日残業なしの就業時間で、二本の連載をこなしています。
生産性の高い仕事ぶりの秘訣は、漫画家なのに漫画を書かない、取材も人に任せる、外注を使って絵を描くと、独特です。
すごく新しくて面白い働き方だなと以前から気になっていたのですが、三田さん、コルク編集事務所と一緒に仕事をされていました。
コルクは、宇宙少年やドラゴン桜など、多くのヒット漫画を世に送り出している会社で、代表の佐渡島庸平 さんも編集者としては異色の存在で、時々メディアでお見かけします。私は、佐渡島さんの著書も読んだことがあるので、とても気になる存在です。
なるほど。だから、なんとなく新しい時代を作っていく人達の出している空気感をこのメルマガから感じることができるんですね。
これからの教育のトレンドと、仕事の生産性について興味がある人には、お勧めのメルマガです。
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