サウスピークの授業科目は色々ありますが、TOEIC4S(4skills)はTOEICの問題を使って、読む、聞く、話す、書くの四技能を伸ばすレッスンです。
事前準備としての宿題
レッスンは問題集から記事を一つ選んで、宿題をした上で臨みます。
- 音読の練習
- 使えるようになりたい単語を3つ選んで5センテンスくらいの作文を作る。とはいえ、TOEICがベースなので、複文や重文を書くので一つの文章が長くなりがちです。
- フレーズを2つ選んで丸暗記。これも自分が苦手なものや、覚えたいものを選びます。
1つのレッスンに対して、これだけの準備が毎回宿題になっています。他のレッスンでも毎日の宿題や週に1度提出する300ワードのエッセイもあって結構大変です。
私は宿題が多いレッスンばかり取ってしまっているので、毎日宿題に追われていますが、レッスンの取り方次第で宿題の量は増減します。
レッスン中
まず音読で、アクセントや発音に問題がないか、先生に聞いてもらいます。
次に書いてきた英作文の添削。私はこの時に言い換えや同意語、細かなニュアンスなどを教えてもらうようにしています。
丸暗記してきたフレーズはレッスン中にチェックしてもらいますが、他にも沢山の宿題を抱えたなかで、フレーズの丸暗記はなかなか大変です。
それが終わると、その場で単語をランダムに選んでロールプレイング。先生が即興で私に役をふるんですが、何の役を振られるか、ちょっと楽しみにしています。
学内の改革を評議員と話し合う学長の役や、サービスの改革をスタッフに迫るマネージャーの役など、今までなった事のない人の立場で英文を作るのは面白いです。この英文も添削してもらって、その後に読み上げるというサイクルです。
これを2つ分、レッスン時間内にするのが基本です。
同じレッスンでも個人の求めるものによって比重が違うようです。
TOEIC4Sは、このEOP校でも受けている人が多いレッスンですが、生徒さんの求めるものによって、少しづつ様子が違うようです。
例えば私は、言い換えや同意語について多くの時間を割いてもらっています。立場が変わるとどういう風に表現が変わるのか、同じ事を伝えるのにどんな言い方があるのか教えてもらうのは勉強になります。
今日のレッスンでは、「耐える」という意味を持つ単語が出てきたので、やや硬い言い方の”tolerate”や”endure”、普段の会話で使う”put up with”等、ちょっとしたニュアンスの違いや使い方を教えてもらいました。
生徒さんによっては、より音読に比重を置く人、フレーズを覚えたい人と、自分の求めるスキルが違うので、おそらく個人個人でレッスンから得るものが違うようです。
同じ授業を取っているとはいえ、レッスンの内容は自分のやりたい事に寄せられるので他の生徒さんに遠慮せず質問できるところが気に入っています。
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