留学前の準備が忙しくて、セブの生活習慣について調べ始めたのが渡航の1週間くらい前。
その時はじめて、フィリピンはトイレに紙を流す習慣がないことを知りました。
- トイレには備え付けの紙がないので、自分でマイ・トイレットペーパーを持ち歩かなければならない。
- トイレに便座がないことがある(中腰で用を足すか、便座に登る人もいるらしい)
- トイレに紙を流せない。用を足したらトイレにあるゴミ箱に紙を捨てます。パイプが細くて詰まってしまうのだと教えられました。
気分がブルーになる情報しかない・・・。
観念してこちらに来たのですが、学校に着いてすぐ、フィリピン人のスタッフが、「はい!」と笑顔でトイレットペーパーの一巻きをくれた時には、分かっていても軽くショック。(学校から事前に送られてきた持ちものリストにトイレットペーパーが入っていたのですが、ないと困るものなのでサービスとして最初に支給がありました)
▲写真は支給されたものではなく新たに買ってきたもの。
不安でまだ公共のトイレに行ったことがない。
サウスピークの建物はお世辞にも近代的とは言えなくて、現代っ子ならトイレにいくのを我慢しそうなレベル。
それでも日本人が暮すので、古いとはいえコマメに掃除がされています。ちゃんと便座もありますし。
だけど、外の公共のトイレはどうなんだろう?怖くてまだ行ってみたことがありません。
そして、私は寮ではなくて学校の近くのホテルで寝泊まりしているのですが、ホテルのトイレは流せないとはいえちょっとしたビジネスホテルといった感じ。
南アジアのトイレはこういったスタイルが多いんだそうです。
日本に観光客が増えて、トイレに「便座に登って用を足さないで」とか「紙は汚物缶に捨てないで流してください」という張り紙を見かけたけど、そうか、こういう事情だったのかと初めて現実味を持って感じました。
そりゃ、これに慣れていたら、紙はゴミカゴに入れたくなるよね。
また機会があったら書こうと思っていますが、衛生面の習慣の違いって、けっこう大きいなぁと感じています。セブには3週間の滞在ですが、やっと慣れた頃に日本に帰る気がしないでもない。