リニューアルした北大博物館は、お休みのお出かけにぴったりな素敵な場所です。

2016年7月26日に、北大博物館がリニューアルオープンしました。

北大博物館は子どもが小さい頃、何度も遊びに行った思い出深いところ。大人の私にとっては北大の並木を見たり、のんびりと休日を満喫できる場所、子どもにとっては、なんど見ても見飽きない展示がたくさんある場所でした。

しばらく改修工事で閉館していたのですが、新しくなって素敵になったと聞いて日曜日にその博物館に遊びに行きました。

子どもが興味を持ち始めたら、博物館に行くチャンス。

男の子なら、一度は恐竜や昆虫、天体、機械などに夢中になる時期がありますよね。「子どもが喜ぶなら」と思って、恐竜博やロケット展など期間限定のイベントに行ったりしましたが、ハッキリ言って入場料が高いし、人混みがスゴイ!!!お休みなのに、休んだ気がしない、ちょっとした戦場です。

出口近くには狙いすましたように、子どもが欲しがりそうなカードゲームや玩具が置いてあったりして。

そんなイベントもいいんですが、せっかく興味が出始めたら本当の博物館に行くのもアリだと思います。

北大博物館は、いつでも無料だし、大きい骨格標本の迫力がすごいです。商業用に脚色された恐竜や昆虫にはない本物の凄みがあって、子どものうちにそういうものを見ておけたらいいなと思うんですよね。リニューアルして自然科学系の展示が減ってしまったのは残念ですが、以前は所狭しと色んな展示物が置いてありました。ついでに興味がなかったものまで、じっくり見れるのも楽しかったんです。

博物館としても大きすぎず、こじんまりとしてアットホームな雰囲気があるところが好きです。

子どもにとっても、自分が好きなものは、こうやって日々調べている人がいて、その積み重ねでどんどん世の中が進歩していっているんだと実体験で感じられるサイズ感がいいような気がします。

リニューアルして、カフェが充実したのが嬉しい。

ミュージアムショップやカフェが充実している博物館って大好きなんですが、北大博物館にも以前なかったカフェが出来ました。

西興部村の牛乳から出来たソフトクリームがあったり、思わず食べて行こうかなというメニューがあるのが嬉しいです。3部屋にカフェが分かれているのが落ち着かなくて少し残念でしたが、元々の建物が古くて素敵なので、これからもメニューやレイアウトが進化していったら、もっともっと良くなりそう。

▲ミュージアムショップは安定の「ここくらいでしか見ないもの」が売っていて、ワタシ的にはたまらない楽しさです。写真は化石を割り出すための道具。

「きのとや」の「札幌農学校(北海道大学の前身)」も美味しいので、オススメ。

私の街に、本格的な博物館がある幸せ。

私は、この総合博物館のスケール感も含めて、本格的なのに、なんだか親しみやすいところがとても好きです。

子供向けの自然科学系のイベントなどに行くと、この博物館のスタッフに名を連ねている先生が講演をされていたりして、なんだか勝手に親しみを覚えています。

子どもにとっては、第一線の先生方の話を聞けたり、こうして気軽に博物館に出入りできる札幌の環境は、とても幸せなことだと思います。

大人にとっても、博物館の周りの街路樹を見たり博物館の雰囲気のある建物を見たりして過ごす休日は、とても気持ちがいいものです。

自分の街に、こんな博物館があるっていいなと再確認した休日でした。

基本情報

住所:〒060-0810 北海道札幌市北区 北10条西8
TEL: 011-706-2651
休館日:休館日 | 北海道大学総合博物館

HP: 北海道大学総合博物館

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