rとtの音ってこう言ってたの?イギリス英語とアメリカ英語を比べて、リスニングを楽にしよう。

なんとなくYouTubeを見ていたら、イギリス英語とアメリカ英語の発音の違いについて説明した動画を見つけました。

普段私達が耳にしているのは圧倒的にアメリカ英語なのですが、イギリス英語と聴き比べると「なるほど~。」とその音の特徴がよく分かります。

今日はその動画をシェアしたいと思います。

この動画を提供してくださっているサイト”anglo-link”はこちら

イギリスでは「母音+r」と「語尾のr」は消えがち。

rの音について、アメリカ英語では単語の中のどのポジションにあっても発音されますが、イギリス英語では一音節の単語で語中の母音の後のrと、語尾のrは消失します。(動画では1:00位から説明が始まります)

動画では,次の2つを例にとって説明しています。

turn

other

聞き比べると、違いがよく分かります。

実はイギリス由来のフォニックスでは、orの音をauやawと同じ音だと表現していますが、アメリカ英語ではそうなりません。

アメリカ英語に慣れた日本人学習者にこれらの音が同じという説明が馴染まないのが気になっていたのですが、イギリス英語では母音+rではr音が消失してしまうのが、この動画を見ると納得できます。

その違いを教える人がキチンと理解してないと、生徒さんに分かりやすく説明ができないので、この動画はそういった意味でも役に立つと思いました。

またアメリカ英語の方を聞くと、rの音が際立って聞こえて「rの音ってどんな音?」と思っている人には分かりやすいのではないかと思います。

アメリカ英語では「t」の音が消えたり、変わったりする。

tの音については、アメリカ英語で、語尾のtは消失しがちです。(動画では2:30前後から)

what

cut

それからアメリカ英語での、語中のtで①母音に挟まれたt、またはr+t+母音(yはイーと発音されている場合に母音とみなします)はソフトdになると言っています。(3:30頃から)

Saturday

party

また、アメリカ英語で、nの後のtは発音されない傾向にあります。(4:20頃から解説しています)

center

interview

アメリカ人のレイチェルさんが言うと、セナー、イナヴューと言っているように聞こえます。

日本人の私達が、頭の中でセンター、インタビューとして覚えていると、違う音が聞こえてくるので、聞き取りに苦労するのがよく分かります。

動画の最後の方では、イギリスとアメリカで明らかに言い方が違う単語が幾つか紹介されているので、こちらも面白いです。

こんな分かりやすい動画を作ってくれていて、anglo-linkさんに感謝です。

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