今は桜の真っ盛りですが、 ゴールデンウィーク中ということもあって、 多くの人が花見に繰り出してどこも混んでいます。
この時期になると私も桜が見たくなりますが、人混みはちょっと苦手です。
寒地土木研究所は隠れた桜の名所ということを聞いて、桜を見に行ってきました。 こちらの桜は札幌では珍しい千島桜の並木です。 桜の時期だけ期間限定で敷地内に入って見学することができるので、 行く前には必ず公開時期や公開時間など、寒地土木研究所のサイトをチェックしていくことをお勧めします。
千島桜とは?
札幌ではソメイヨシノや エゾヤマザクラをよく見ますが、 寒地土木研究所の桜は千島桜です。 エゾヤマザクラの花は濃いピンクですが、千島桜は白~淡いピンクでどちらかというとソメイヨシノに近い感じがしました。気持ちソメイヨシノより低木でこぶりな感じがします。
元々は千島列島に自生していたことからこの名前が付いていますが、根室では開花予想の標準木として使われています。
寒地土木研究所の千島桜は、昭和59年に職員の方が霧多布から苗木を持ってきて植樹をしたのが始まりだそうです。
今は美しい並木になっていますが、ホームページを見ると、こんなに成長するまで職員の方が手をかけてずっと育ててきたのがよく分かります。
実際に見てきた様子です。
最寄りの地下鉄駅は中の島駅です。 地下鉄駅から歩いてもそんなに遠くはありません。 寒地土木研究所もなるべく公共の交通機関で来てほしいと記載しています。
▼寒地土木研究所の入り口です。
▼ グーグルマップで見てみました。 敷地内に小川が流れていてその両岸に桜並木が植わっています。
▼ 入り口に近い橋の上から敷地の奥側を眺めるとこのような景色です。何本も橋がかかっていて、その上から眺める事もできますし、岸をぐるっと散策することもできます。
出かける前には寒地土木研究所のホームページをチェックしよう。
▼2019年の寒地土木研究所のホームページのスクリーンショットです。 毎年桜の時期になると、このようにいつ構内開放があるのかアナウンスがあります。
訪問する際の注意点や変更点など書いているので、出かける前には必ずチェックした方がいいと思います。
▼ 屋上にはライブカメラがあって、どれぐらい花が咲いているかホームページを見ると分かります。(が、私がこの写真を見た時間は夜中だったのに昼間の様子だったので厳密にはライブではないかもしれません)
基本情報
住所: 札幌市豊平区平岸1条3丁目1番34号 国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所
札幌地下鉄南北線 中の島駅1番出口・北へ約200m(徒歩3分程度)