テープカッターは実用品なので使いやすいことが一番大切です。たかがテープを切る作業ですが、繰り返し使うことや、急いで使うシーンも多く、その時にテープが切れなかったり、くっついて丸まったりした時のストレスと時間のロスって馬鹿にできません。
実用性だけなら、事務品メーカーの汎用品を買うのが一番安くて使いやすいのですが、いつもむき出しで目に付く場所にあるものがインテリアから浮いているデザインはどうしても嫌でした。
文具店に行くと、理想に近いテープカッターが売ってないか何となく探す状態が何年も続いていましたが、先日新しく発売されたGLOOがコクヨさんの気合を感じたのと、nendoさんのデザインが素敵だったので即購入して使い始めました。
今日はその使い心地などなど。
テープカッターに求める機能。
テープカッターを探す時に私が吟味していたポイントは以下の通りです。
- スパッと気持ちよくテープが切れること。これが一番大事。
- 片手で素早くテープを切るためにも、ある程度重みがあると嬉しい。
- 部屋に置いてあっても事務所っぽくならず、インテリアと馴染む色とデザインであること。
テープカッターを置く場所には白い電話や白い封筒があったので、木目か白で探していました。
買おうかどうか迷っていたテープカッター。
デザインが素敵だけど、どれくらい切りやすいのか実物を触っていないので実用性が分からず保留。
実はよくあるシンプルなのが一番良かったりする・・・けれどもう少し形が良かったらな、と思って保留。
そうこうするうちに、小さなカタツムリのようなGLOOを見つけてしまいました。愛嬌があってシンプルでかっこいい。商品コンセプトも面白く、つい即買いしてしまいました。
GLOOを使ってみた感想。
テープの切りやすさは、さすがのコクヨ製でバッチリです。気持ちよくスパッと切れます。
それに他のテープカッターにない点ですが、あまりテープ本体が見えないのが素晴らしいです。あのちょっと黄ばんだテープの色ってイマイチなのでそれを隠してくれてるなんて、すごく嬉しいポイントです。
ですが、本体が軽いので、テープを引っ張るときには空いた手で抑えていないとテープと一緒に引っ張られてしまいます。下に固定用の吸盤がついていますが、力をかけると動いてしまいます。その他に不満がないだけに、この点は残念だと感じています。
ただテープカッターが軽くなったことで、手に持って気軽にあっちこっちで使えるようになったので、それはそれで便利になりました。価格もデザインが凝った商品にしてはリーズナブルですし、もう少し吸盤部分が改良されて使用時にしっかり動かなければ私としては大満足の商品です。
不満があると言いつつ、買って良かったと概ね満足しています。