消せるカラーペン、フリクションカラーズ。素早くノートを取るときの良いところ、悪いところをレビュー。

先日、スケッチノート講座にフリクションのサインペンを持って来られた方がいて、出来たノートの仕上がりが良かったので、私もフリクションカラーズを買ってみました。

正直、フリクションボールペンの書き味や発色はもう一つ・・・と思っていたのですが、いつの間にか様々なタイプのフリクション商品が作られていて、サインペンタイプのフリクションカラーズは私がフリクションボールペンに持っていたイメージを覆すものでした。

しばらく使ってみた結果、フリクションカラーズ、かなり良い!とヘビロテしています。その長所と短所について書いてみようと思います。ただし、素早く分かりやすくノートをとる目的に限定した感想です。

フリクションカラーズの長所

  • 消せる(当然ですが・・・)
  • 書き味、太さ、発色ともに合格点
  • 色数が多い
  • 安い

フリクションペンの最大の長所は間違っても消せるところです。今までは書き損じても「消す」という選択肢はなく、うまくイラストをつかって誤魔化すテクニックの使ってしのいでいたのですが、どうしてもキレイに消したいときには本当にありがたいです。

フリクションボールペンは正直言って、色の出方が良くないこと(均一に色が出ないのがどうしても苦手です)と、線が細いのでアクセントカラーに使うのに向かないという理由で、自分も使わないし人にも勧めてきませんでした。もちろん適材適所というのがあって、スケッチノートに使わないのであれば、私も必要に応じて使っています。

サインペンタイプになったフリクションは、発色がやや薄めかなという印象ですが、芯の太さ、書き味ともにA4からA3のノートに書くにはちょうど良く、渇きも早いので、使いやすいです。

色の数も24色と申し分ありませんし、価格も1本が100円(税抜き)と良心的です。

フリクションカラーズの短所(ノートを取る時)

  • 消せるので、手が止まる
  • 混色に注意

実はこれ、長所と重なってしまうのですが、書いたものを消せるがゆえに、ノートを取っている最中でも間違ったところを消そうとしてしまいます。

すでに書かれた板書を写すのと違って、話し手の言っていることをノートにまとめていくので、書き損じがあっても消したりせず、少しでも、話されたことや目の前で起こっていることを書いていくべきなのですが、人間は弱いもので、消せると分かっているとついつい消したくなってしまいます。

なので、慣れるまでは、つい手を止めて書き損じを消して書き直してしまっていました。しばらくすれば慣れて、まずは手を止めずにノートを取り、後で書き損じを修正できるようになりましたが、書くのが優先、消すのはいつでも出来ると肝に銘じて書くことが必要です。

もう一つは、フリクションカラーズは水性なので、他のペン(特に黒などの濃い色)と色が混じりやすいので気をつけています。

1色で先に書くか、多色で描いていくか。

話の流れを追いながら、色んな色を持ち替えてノートを描くのは、けっこう忙しいです。なので、スケッチノート講座では、難易度を下げるために先に黒だけでノートを取り、後で色を加えていくように伝えています。

ただ、出来上がったノートの見栄えは、黒の縁取り線がなく、それぞれのパーツをカラフルに描いた方が映えるという印象を持っています。出来上がったノートの仕上がりの話になってくると、それぞれの人の個性やテクニックの話になってくるのかもしれません。ただ、誰のため、何のためにノート書くのか?自分が話者のスピードに追いつけるくらい早くノートを取れるのか?あたりの状況判断をして、それぞれの使っていくのがいいのかなと思います。

ノートの使いみちも色々ですが、私はやっぱり学んだもの、得たものを活用したいというのが一番大事だと思います。

今後、様子を見たいこと。

他のカラーペンでも同じなのですが、ピンク系の色のサインペンは退色が早いです。紫外線の多いところなどに書いたものを置いておくと黄色っぽく薄くなっていくものがあります。フリクションのインクが紫外線に強いのかどうかは、しばらく時間が経たないとなんとも言えないところですが、せっかく描いたものを長く活用するには大切なポイントなので、結果を見てみたいと思っています。

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