先月から、女性起業家向けに自分の強みを再発見して、それを仕事に反映させるための講座「モヤっとをスッキリするノート術」を行っています。
いつもはビジュアルを使ったノートの取り方をお伝えしているのですが、その要素の中にある思考の整理とビジュアルを使って発信する部分を抜き出してビジネスに役立つように作り直した講座です。
自分の強みを一度きちんと見直して、それをお客様に伝わる形、今回は手書きチラシの上に表現するワークをします。
可視化した強みをもとに、伝わるキャッチコピーは何か考える。
「モヤっとをスッキリするノート術(強み発見編)」は、自分の強みを紙の上に書き出していただきました。今回の(強み発信篇)ではその時に書き出した強みをチラシやレターという形に表現してもらいます。
自分ではモヤッと分かってる自分や自分の商品の良さも、いざ言葉にしようと思うとできないもの。
講座のスタート時には、自分の強みを凝縮したキャッチコピーもぼんやりとして伝わらない表現が多かったのですが、回数を重ねると徐々に的を射た表現になってきました。
そもそも自分の頭の中にある考えを言葉にまとめるのは慣れていないと難しいのです。ですが、慣れの部分も多いので、回数を重ねれば重ねるほど楽にピッタリの言葉を選べるようになってきます。
それに、前回のワークでちゃんとシートを作っているので、それを見た私や他の受講者さんから「こんな強みがあるのに書かないなんてもったいない!」と、アドバイスすることができます。可視化するツールがあることで、受講者さんと私で情報を共有することができるのです。
自分の良さをアピールすることに慣れていない私たち。
普通に暮らしていると、自分の良さをアピールしなければいけない場面はほぼありません。むしろ謙遜すること、慎ましくすることを教えられて育ってきた人が多いのでは?私自身も事業主になったばかりのころは自分の強みや長所をアピールすることは苦手でした。なんだか自慢をしているみたいに思えて落ち着かなかったのです。
ですが、仕事を始めると自分や自分のサービスで「ここが自信がある」と伝えられないと何も始まりません。
サービスを買う時に多くの人が「少しでも良いもの」を買いたいと考えます。
「自分のサービスはここが良いから、こんな風にあなたの役にたてる」と表明しないことは、お客さまに「何にも言わないけれど、自分の良さを察してくれ」と甘えているのと同じだよなぁと、次第に思うようになりました。
嘘を言ったり話を盛ったりするのは、もちろんやってはいけないけれど、ちゃんと自分が大切にしていること、自信がある部分を伝えることは「こんなサービスを探している」という人と出会うために必要なことだと思います。
と、ここで今回の講座は終了時間。
今回は言葉をメインにお伝えしましたが、次回はビジュアルとしてのチラシ、視覚的な効果についてお伝えするつもりです。
こんな記事も書いています。
Posted from SLPRO X for iPhone.