教えなくても英語を読める子と読めない子

ちょっと保護者さんに知っておいてほしいことがあります。

英語を習い始めた生徒さんには二種類あって、何も教えなくても自分で英文を読み始める子と、いつまでたっても読み方がわからない子がいます。

その事を叱ったり、がっかりするのは百害あって一利なしです。

自分の子どもが一緒に習い始めた子に比べてなかなか読めるようにならないと、心配になったりするかもしれませんが、それはその子のせいではないと覚えておいてほしいのです。

さらに言うと、何もしなくても英語が読める子が賢いかと言うとそうとも限らなくて、長期的には読み始めるのが遅い子でも英語が得意になったり、学校でいい成績をとって帰ってきたりします。

英語を読めているにも色々ある

一口に英語が読めてると言っても、意味は分かっていないし、すぐ忘れてしまうのだけれども、すごく上手に真似が出来る子がいます。これは後から実は読めていないと露見するので、要注意です。

もちろん、ちょっとしたヒントをあげると、これはこう読むんだなと気づいて上手に読み始める子もいますし、自分で文字から音を推測して読み始める子もいます。

小さい時からスラスラ読めていると親や先生が褒めてくれて、英語に対して自信が持てるので、基本的には早くから英語が読めるようになるのは良い事だと思っています。

ただ、「出来る子」は大人の手を煩わせないと安心していると、時々びっくりするような思い違いをしているので、それはそれでちゃんと注意して見てあげる必要があります。

読めないのが当たり前と思っておくべき

大人は少なくとも6年くらいは英語を勉強してきたので、簡単な英語なら読めてしまいますよね。なので、よっぽど気をつけていないと「こんなのも読めないの?」と思いがちです。でも、初めて英語を見る子どもにとっては、私達がヒンディ語を見ているくらい訳が分からないのです。そういえば、たまに英語の先生の研修に行くと、読めそうもない言語の文字を見せられて、「これを読めと言われている生徒の気持ちを想像してね」と言われます。

मैं जापानी हूं

だから、お子さんが苦労なく読めればよし、読めなくても悲観したり責めたりしないで欲しいのです 。

読めるようになるにはステップ バイ ステップが大切。

ではどのようにして読めるようになるかと言うと、今はフォニックスという便利なものがあります。アルファベットの読み方には一定のルールがあり、英語の大体70%はそのルールに従って読めるので、そのルールに慣れれば時間はかかっても徐々に読めるようになっていきます。

本当は、ネイティブでも、文字を読み始める前には音韻認識を育てる時期があって、次に学校でルールを習って、と段階を踏んで徐々に読めるようになっていきます。

それは日本語でも同じで、知らず知らずのうちに遊びながら日本語の音を操作するトレーニングをしています。私たちもしりとりをしたり逆さ言葉で遊んだ経験がありますよね。その経験を元に文字を読んだり書いたりできるようになっていきます。

それを飛ばして、いきなりdogとかelephantとか慣れない文字列を渡されて読めというのは、いささか乱暴だと大人が自覚してほしいのです。

何も教えなくても読めるようになったのであれば、ラッキー。でも、なかなか読めるようにならないのは必要なステップを飛ばしているのですから当然なのです。

私も英語の絵本を使ったレッスンをしたりしますが、もしその子にとって教材が難しそうなのであれば、簡単なものに替えるようにしています。

そして、英語のルールを覚えて使えるようになるまで、何度も手を変え品を変え時間をかけてやっていきます。

十分なステップを踏んでいないのに、「読めるようにならない」と言うのは少し違うような気がするのです。

子どもさんがそのように言われて自分に自信をなくしてしまうのは、何より勿体無いと思います。

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