このブログを書いている2016年10月現在、日本でInstagramを使っている人の割合は約2%だそうです。そのほとんどが若い人、特に女性です。
10代20代を中心とした女性の日常生活の一部と化している
使っている人はガンガン使うし、一般的には「Instagramって芸能人やモデルが使うもの」くらいな知名度です。
私は英語のレッスンに使えないかなという動機で始めましたが、最初はどう使っていいか分かりませんでした。最近は随分慣れてきて、思い返してみれば、こんな風に使っているなと思うことも溜まってきました。
若い女子でなくても、人に見せたい写真がなくても楽しめる、Instagramの使い方です。
見ているだけでも全然いい。
Instagramを始めたばかりは、使い方も分からなかったので、ただ眺めているだけでした。まずは虫眼鏡のマークを押して検索窓に適当に言葉を入れてみるのがいいです。
人の名前なら「ピープル」、言葉なら「タグ」、場所なら「スポット」を選択するといいです。
その中で気に入った物を選ぶと関連する写真が出てくるので、スクロールしたり、タップして見たい写真を見ます。
見ているだけなら特に何も起こらないので、大丈夫です。(私は慣れるまでは、こんな事にもドキドキしていました)
最初はとりあえず好きな有名人なんかをフォローすると、いいんじゃないかと思います。
1.地名を入れる。世界時計との合わせ技が面白い。
地名で検索すると、今その場所にいる人が投稿した写真を見ることが出来ます。英語表記地名を選ばないと、日本人が投稿したものしか検索出来ないので、現地の雰囲気を味わいたいなら英語表記がおすすめです。
一覧を何となく見ていると、今、そこにいる人がどんなものをいいと思っているかがビジュアルで分かります。
何十枚か見ていると、同じ場所を多くの人が撮影しているのですが、広場の階段だったり、アヒルがいる池だったり、期間限定のオブジェだったりします。「今、ここがみんなが写真に撮りたくなるような場所なんだ」と分かるのが、旅行のガイドブックと違って面白いのです。
もちろん、有名な建物もたくさんあります。オススメはベネチアやフィレンツェなど、街自体が古くて美しい街です。どの写真も美しくて、見ていて飽きないです。
さらにIphoneの時計には世界時計がついているので、そこで気になる都市を設定します。それで今、その都市が何時頃か見てから、Instagramのスポット検索でその地名を入力します。
私は、寝る前のちょっとした時間に、New Yorkを選んで、何をお昼ごはんに食べてるのかなと見たりします。東京の午前0時頃はニューヨークのランチタイムなので、ちょうどランチの投稿が多いのです。
最近はドバイを検索してみたら、キラキラのゴージャスでした。さすが、ドバイ。
好む色や画面の切り取り方には国民性が出るので、並べてみると面白いです。
2.現地の様子を知ることが出来る。
国内では、イベントなどを検索すると、現地の様子や混み具合、服装をリアルタイムで知ることが出来ます。
今年の夏にはフェスに行ったのですが、屋外なので、いる人がどんな服装をしているかで暑い寒いを予測したり、行けなかったライジング・サンの方は、時々検索して、今こんな感じなんだなぁと現地の雰囲気を楽しみました。
札幌にはオータムフェストや雪まつりなど、屋外のイベントがたくさんあるので、混み具合や雰囲気を知るのに結構便利に使っています。
3.キレイな写真を見ているだけで幸せ。
昔は雑誌やショップで、素敵なディスプレーやキレイだなと思うデザインを見る機会が多かったのですが、今は雑誌は買わない、買い物はネットで済ませる事が多くなってきました。
自分では気がついていなかったのですが、美しいものを見る機会が少なくなっていました。
Instagramはビジュアルが最も大切なので、キレイな写真が驚くほどたくさん投稿されています。日本では#写真好きな人と繋がりたいというハッシュタグや、igersjpをピープルに入力すると見ることができます。外国では肖像写真のコミュニティや風景写真が好きで、よく見ています。