学習の認知特性は「視覚」「聴覚」だけで分けて考えると、上手くいかない。

学習の認知特性は「視覚」「聴覚」だけで分けて考えると、上手くいかない。

英語を教えていると、聞いた英語をネイティブのように完全にコピーするのが得意な子、文字をあっという間に覚えてしまう子などがいて、同時に同じ事を教えていても、生徒の得意・不得意が見えやすい気がします。

先生同士で話す時も「文字は得意(視覚優位)」だとか「その子は聞いて覚えるのは上手いんだけど(聴覚優位)」と表現する事が頻繁にあります。

最近は「視覚優位」「聴覚優位」の二極か、またはそれに「注意」「記憶」が加わった4つの指標で話す機会も増えてきました。通じ合える用語があるのはありがたいことですが、指標の数はもっと多いのではないかと思っています。

私にとって「認知の違い」とは。

認知という言葉には、「子供を認知する」「認知症になった」などの使い方のほうが馴染みがありますが、以下のような意味もあります。

cognition》心理学で、知識を得る働き、すなわち知覚・記憶・推論・問題解決などの知的活動を総称する。

にんち【認知】の意味 – goo国語辞書

「認知特性の違い」という言葉があって、私はそれを、「自分を取り巻く様々な情報を、どんな形で受け取るのか得意か?どんな形で発信するのが得意か?思考する時にはどんな形で考えているのか?という事が、人によって違う」と理解しています。

認知を意識して、情報を伝えると伝わりやすい。

形の認識が苦手な子には、音でも形を説明すると、そちらの情報を使って記憶できます。”a” なら、「cを書いて、短い縦の棒」と音声と言語に変えて覚えてもらうと、”a”を見て”a” の形を覚えろというより、ずっと定着が早いのです。

その人にあった認知特性の形に情報を作り変えて渡すテクニックは、教える立場として意識しておくといいんじゃないかと思います。

認知を聴覚、視覚で分けるのは上手くいかない。

ただ認知を意識すると、何でも上手くいくかと言うと、そうでもなくて、もっと指標の数は多いような気がしています。

例えば、認知特性を6つの指標に分けて提示して下さっている方がいます。

 

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ニコ

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