GRASS ROOTS「小学生地獄の英語合宿」は、先生も生徒にも幸せな英語環境。

GRASS ROOTS「小学生地獄の英語合宿」は、先生も生徒にも幸せな英語環境。

「小学生 地獄の英語合宿」という恐ろしい名前の英語合宿のお手伝いをしてきました。札幌での泊りがけのフルバージョンは初開催。東京ではキャンセル待ちだったと聞いています。前回の日帰りの合宿についてはこちらです。

今回の地獄の合宿は、一泊二日です。集合した様子を見ていると「地獄」と聞いて心配そうな顔をした子ども達もいます。主催のグラスルーツ、がめら先生いわく、成長するために来るんだから、覚悟を決めて来るんだよというネーミングだそうです。

世間にある英語の合宿やキャンプはお楽しみ色が濃いものが多いので、遊びのつもりで来ると確かに辛いかもしれません。真剣に、一心に英語に取り組む二日間です。

通常レッスンでは発音をしっかり教える時間が取れない。

子ども向けの英語教室は一般的に、週1回、少人数グループレッスン形式です。子ども達の生活や費用で最適化すると、そんな形式になってしまいます。

もちろん先生は最大の努力はするのですが、1時間位で文法、読み書きを教え、会話練習をしたり、宿題のチェックをしていると、発音に使える時間はごくわずかです。しかも一週間経てば教えたことの大部分は忘れてしまっています。

本当は音と文字の対応をしっかり理解するためにも、リスニングのためにも、良い発音は早いタイミングで身につけさせてあげたいのですが、生徒一人ひとりに十分な時間を取るのは至難の技です。更に「音を出す」という、無意識にやっていたことのクセを変えるのは一朝一夕では出来ません。

「もっと時間があったら!」と、教える側としてジレンマを感じる先生も多いのではないかなと思います。

そんな理由があって、発音に本格的に手を入れている教室はあまり見かけない気がします。

合宿の課題に、「一行を意味も発音も丁寧に音読する」がある。

この合宿の中には、たった1行か2行の英文を使って発音練習をする課題があります。初日の午前にその文章を音読している様子を録画し、最終日の間際に同じ英文を読んで録音します。

合宿最後に、ビフォア・アフターの録画を比べて見るのですが、ビフォアとアフターの差が大きいほど上達したということなので、この合宿中にどこまで伸びることが出来るかを目指して練習を繰り返します。

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▲最終日、一発撮りで録画しているところ。上手くいかなくても撮り直しは出来ないので真剣。並んでいる中にも座っている生徒にも、最後の最後まで練習している子がいます。

アクセント、息の大きさ、調音点など、求められるレベルは高く、妥協でOKが出ることはありません。リーダーのがめら先生は一見厳しく見えるけれど、子ども達が出来ると信じているから高い目標を与えているんだと合宿に参加して感じました。

上手く発表できなくて泣いてしまったお子さんを「目立たないようにケアしてあげて」と、スタッフに目配せしているがめら先生もいたんだけれど、子ども達、気づいていたかなぁ。

先生を独り占めで、何時間も。こんな機会、他にはあまりなさそう。

私もトレーナーとして子ども達に発音を教えていましたが、本人が必死に頑張っていると、こちらも熱が入って二人三脚でゴールに向かっている気持ちになってきます。

ぴったり横についてコーチするので、最大2~3人の生徒しか担当できませんが、しっかり関われるので、私の中にも「もう少しやったら発音出来るようになる」「ここをもう少し丁寧にやったら、この子はコツがつかめる」という手応えがありました。ここまでしっかり落ち着いて教える事が出来て、教える側としては幸せな環境でした。

そんな事を思っていたら、休憩の時間に指導者仲間の先生が「ほぼ個人レッスンに近い状況で何時間も発音を教えてもらえるんだもん、ここに来られた子ども達、幸せだよね。普通じゃとても考えられないわ~。」と笑っていました。

確かにこの合宿は誰でも参加しやすい料金に抑えられているのに、指導者の数や関わり具合は本当に贅沢です。

この合宿は、教える側にも子ども達にもまたとない環境だったなと、終わってみて思います。子ども達には「別に頼んでないし~!」と言われそうですけど。

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ニコ

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札幌市を中心に、英語レッスン、インテリア・収納のご相談を承っています。このブログは、ことば、暮らし、読み書きについて書いています。楽しく書いていきたいです。詳しいプロフィールはこちら。

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