札幌中央区、裏参道エリアにひっそり佇む和菓子屋さん「嘉心」のファンです。
味が繊細なのと、見た目がとてもセンスよく、何か折がある度に買いに行きます。そして今はお月見シーズン。月見団子を買いがてら、秋の「嘉心」のお菓子をご紹介します。
場所と販売状況は、サイトで調べてからいくのがいいです。
嘉心さんは、円山エリアのマンションが立ち並ぶ一角にお店を出しているので、見つけるのがちょっと難しいです。それでもひっきりなしにお客さんが来ています。
桃の節句や、子どもの日などの季節のお菓子は、予約しておかないと手に入らないのです。でも、それだけの価値があるから仕方ありません。
今年の予約分の月見団子は売り切れとサイトに書いてあったので、朝イチから店頭販売の月見団子を買いに行きます。お店のサイトは、きちんと休みや販売状況の情報を出してくださっているので助かります。
▲ここ最近は毎年、ここの月見団子を食べると決めています。箱入り6個で730円。黄色は黄身餡、白はこし餡のお団子です。このホワッとした微妙な色が大好きです。日持ちは2日間だそう。
▲バラ売りもしています。
▲こちらは季節の上生菓子。和菓子が好きな人にお土産にしたら喜ばれそうです。価格も250円から270円とお手頃。嘉心さんのお菓子は、佇まいや味から考えると圧倒的にコスパがいいと思っています。
▲芋ようかん、150円。その日の午後に人と会う約束があったので、手土産用に買いました。本当は自分用にも買いたかったのだけれど、月見団子を食べる私は残念だけど、またの機会にします。和菓子は日持ちがしないのが貴重さが増していいところでもあり、残念なところでもあります。
店内の様子
▲こんな感じで、シックで落ち着いた店内です。イートインはありません。待っている間、季節のお花や和菓子細工が飾られています。それを眺めるのも楽しみの一つ。
定番も美味しいので近くに行くと寄ってしまう。
季節のお菓子とともに、定番の人気菓子もあります。詰め合わせをお願いすることもできるので、お使い物にも使えます。
嘉心さんの看板菓子はなんといっても「ずくめ団子」。団子が入った箱一杯にゴマが敷き詰められていて、ゴマの風味と和三盆の控えめな甘さが人気です。そして箱に残った甘いゴマはほうれん草を胡麻和えにしたり、アイスに乗せたり無駄なく楽しめるのが魅力。
その他にもミルク餡を使った酪遊菓も行くと必ず買うお菓子です。
北海道は和菓子の原材料の供給地に近いので、その地の利を活かした和菓子屋さんがもっと増えるといいなぁと思います。
円山エリアに行くのなら、「四代目 嘉心」オススメです。
基本情報
名称:四代目 嘉心
住所: 北海道札幌市中央区南2条西20丁目2-20
営業時間:10時~18時
定休日: 月曜日、第2火曜日
(定休日が祝祭日と重なる場合は
変更になることがあります。)
TEL:(011)623-0185
HP:*嘉心*kashin*