札幌の3月は中途半端な季節。まだ春の訪れは少し先だし、雪は解け始めてスキーなどは出来ない事はないけれど1月や2月に比べるとちょっと気が進まない。
こんな時はゆるーく自然観察。滝野すずらん丘陵公園のスノーシューを借りて森を歩いてきました。
滝野すずらん公園のスノーシューイベントは3月まで。
滝野すずらん丘陵公園は札幌の南区にある国営の公園です。冬季にも様々なイベントを開催していますが、今年は 2/3(水)~3/23(水)の毎週水曜日・日曜日にガイドさんがついてくれてスノーシューツアーをしています。
私たちもツアーに参加したかったのですが、残念ながら希望の日はすでに満席。2か月前から予約できるので早めに予約した方がよさそうです。
冬は体がなまってしまいますし、すっかりスノーシュー気分になっていたので無料のスノーシューレンタルを利用して自分たちで歩くことにしました。
森の交流館に行くと、無料でスノーシューや双眼鏡など貸してくれます。季節にあった見どころも教えてくれるので職員の方に聞いてみてください。
交流館からの眺め。春とはいえ雪がちらちら舞っています。
無料とはいえ貸してくれるスノーシューはまだ新しめで立派。ATLASのもので初心者でも使いやすかったです。子ども用のサイズもあり。
あたりまえのように動物の足跡があちこちにあります。何度か冬の森歩きのガイドツアーに参加した時にどの足跡がどんな動物のものか教えてもらったのですが、自分たちだけではやっぱり判別は難しい。ガイドツアーに参加すると自分達が分からないことをたくさん教えてもらえるのでおすすめです。
空は春らしく真っ青ですが、周りは誰も踏んでいないクリームのような雪。北海道の春ならではの景色です。
山の斜面をスノーシューで下ると自分が崩した雪が小さな雪玉になってコロコロ・・・。お子さんが一緒なら雪玉を追いかける遊びもできます。
この森歩きで出会えたのは小鳥だけでしたが、公園を出てからの帰り道では車道でアライグマに遭遇。最近アライグマは増えていて在来種のエゾサンショウウオやカエルを食べ荒らしているそうです。
よーく見ると、あちこちで冬芽がふくらんできています。こうやって鳥や森の変化を探して歩くとあっと言う間に何キロか歩いています。アップダウンもあるし結構な運動量です。
滝野すずらん丘陵公園は子どもが小さいころから自然観察などで何度もお世話になっているところです。雪の中でもこの辺にはカエルがいるなとか、ルリボシヤンマがたくさんいる池はこの辺り・・・と覚えています。雪の下で生き物達が暖かくなるのを待っているんだなぁと思うとちょっと楽しい。
滝野すずらん公園の休園時期やイベントカレンダーも毎年少しづつ変わりますので、出かける前にサイトを確認するのをお勧めします。
自分たちでも十分楽しかったですが、次回はぜひガイドツアーに参加しようと思っています。
基本情報+近くで美味しかったお店
滝野すずらん公園オフィシャルウェブサイト
住所:〒005-0862 北海道札幌市 南区滝野247
TEL:011-592-3333 滝野公園案内所(総合案内、団体受付、落し物の問合せ)
開園時間:季節によって変わります。詳しくは公式サイトでご確認ください。
お知らせ
◎お知らせ◎
4月17日(日)と5月22日(日)に『1day速読はじめて講座』を開催します。午後3時間を使った入門講座です。
場所は札幌市の中でも便利の良い大通エリア。わくわくホリデーホール(旧市民ホール)の会議室です。
速読の入り口として、あまり練習を必要としない部分をダイジェストとしてお伝えします。あわせてトレーニング法の体験をしていただこうと思っています。速読ってどんなものかなという方向けです。
詳しくは「こくちーず」をご覧ください。→4月17日(日) 5月22日(日)