歌うのが下手なのは遺伝ではなくて音を聞く経験が足りないらしい。

目立つほどではないけれど、オンチ気味なんじゃないかと自分で思っています。ちょっと難しい音の高低は上手くコントロールできないし、あの歌どうだったっけなぁと思っても何の音も頭に思い浮かばない事がよくあります。多分音の記憶も下手なんだろうなと思っていたら、今日こんな話を聞きました。

「たとえ親が歌が下手でも子供には歌を歌ってあげた方がいいらしい。オンチは遺伝ではなくて音の経験が少ないのが原因だからどんな歌でも聞かせることはプラスになる。」って、うーん、そうなのかな?

真偽のほどは分からないけれど、そう言えば私は夢中になっていると何も聞こえなくなっている事が多い気がします。

考えている時も、本を読んでいる時も頭の中で自分の声で言葉が聞こえているので、言われてみれば自分の声ばっかり聞いています。音に対する経験は確かに多くなさそうです。

新しく知った事。

興味が出てちょっと調べてみたら、音程を外して歌ってしまう理由は2つに分類できるみたいです。

一つは運動性のもの。自分の音が外れているのは自覚できるが、歌う際に発声器官が緊張したりしなさすぎたりしてコントロールがうまく出来ないタイプ(器官のコントロールが関係しているから運動性)。

もう一つは感覚性のもの。自分の音が外れている事が自覚できないので、指摘されないと音程が外れているのに気づかない。音程を聞き分ける感覚がうまくいっていないタイプ。

どちらかと言うと音程が聞き分けられている運動性の方が練習すると上達しやすく、感覚性でもトレーニングによって改善するようです。

あまりこの分野の研究は多くはなくて、検索すると小畑千尋さんという方のお名前が出てきました。

千葉県出身。宮城教育大学教育学部音楽教育講座准教授。専門は音楽教育学。1994年東京音楽大学音楽学部音楽学科ピアノ専攻卒業。千葉大学大学院教育学研究科、東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。東京音楽大学非常勤講師、東京成徳大学准教授を経て、2011年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
『オンチは誰がつくるのか オンチ克服への第一歩』より

困っている人は少なくないと思うんですが、論文が少なかったのは、ボイストレーニングとかに行くと意外とあっさり解決してしまうのかもしれませんね。

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