気になった本が図書館にあったので、「ラッキー!」と借りてきました。仕事上で文書やチラシ、パワポ資料を作ることが増えてきたのですが、レイアウトが良ければもっと印象に残るものが作れるのになぁと前々から思っていました。
この本はビジュアルが多いので、ササッと読めて、しかもレイアウトの基礎が分かりやすく解説されています。
私が借りたのは2014年版の旧版ですが、2016年8月に改訂版が出ています。改訂版が出ていることから見ても、長く読まれている一読の価値のある本だと思います。
伝わるデザインの基本 増補改訂版 よい資料を作るためのレイアウトのルール
こんな本です。
内容は5章に分かれていて、それぞれ実例が多くて分かりやすく解説されています。
- 第1章 書体と文字の法則
- 第2章 文章と箇条書きの法則
- 第3章 図形と図表の法則
- 第4章 レイアウトと配色の法則
- 第5章 実践
個人的には、文字の配置について書かれた2章や、見る人に理解しやすい配色などが書かれた4章に「知らなかった!明日から意識しよう」と思うところが多かったです。
フォントについては、今まで何となく良さそうと思ったものを使っていたのですが、何がどういいのかが分かった事が収穫でした。本書の中にはどんな時はどんなフォントと具体的なフォント名も載っています。
文書の目的によって、可読性(読みやすさ)、視認性(目立つかどうか)、判読性(読み間違わないかどうか)のバランスをどう意識するか、自分の中に軸が出来たのも良かったです。
こんなサイトもあるので、ご参考までに。
ブログを書くのに下調べをしていたら、こんなサイトがありました。
プレゼン資料のデザイン力がぐっと上がる、お勧めのデザインサイト7選|PowerPoint Design
ネット上には無料で色々なことを教えてくれるサイトがあって、本当にありがたいです。ただ、情報がバラバラに入ってくるので、自分の中で情報を俯瞰して整理するためにも、こういった本を1冊読んでおくといいのかなと思います。
伝わるデザインの基本 増補改訂版 よい資料を作るためのレイアウトのルール