眠れない時に羊を100匹数えると眠くなるといいますが、本当に眠くなる人っているんでしょうか?子供の頃に何回か試してみましたが、途中で飽きるか、何匹まで数えたか分からなくなって、全然眠れなかった記憶しかありません。
羊は英語で数えたほうが眠くなる?
そもそも眠れない時に羊を数えるというのは日本だけに広まっているものではなく、英語圏から始まったと言われています。なので、数え方も”one sheep,two sheep….”なのです。
口に出して言ってみると、「羊が一匹、羊が二匹…」というより、”one sheep,two sheep….”という方が眠くなりそうな気がしませんか?sheeという音は細く息を吐く音で、shee,…shee….と深く何回か繰り返すと呼吸が寝ている時に近い事に気がつきます。その事を知るまで、本当に羊を数えると眠くなるのが疑問に思っていたのですが、英語の音に注目すると、なるほど理屈が通ります。ちなみにsheepは複数でもsheepですので、どこまで数えてもsheepsにはなりません。
羊を数えるのは効き目があるのか?
wikipediaで”counting sheep”を調べてみたら、羊を数えた人より滝や渚を思い浮かべた人の方が早く寝入ってしまった、というオックスフォード大の研究結果が書かれていました。やっぱりというか、英語でもだめだったか、というか、そんな事まで実験していたオックスフォード大学にもびっくりです。
Youtubeで検索してみると、穏やかなメロディが流れる中、ひたすら羊が柵を越えていく動画がアップされていたりして面白いです。お母さんがなかなか寝てくれない子どもに見せるんでしょうか?
私の場合は、英語のスピーチが子守唄。
私の場合は、眠れなくなると、気になっていた事から、どうでもいい事まで、とりとめもなく考え事が始まってしまい、頭がどんどん冴えてきてしまいます。
そんな時は、なるべく興味のない英語のスピーチを音量を絞って聞くようにしています。どうやら私は音で考えているタイプの様で、英語が聞こえ続けているとその音が邪魔で考えがまとまらず、散漫になるのが良いようです。かといって集中して英語の意味を取りにいくわけでもなく、英語のリズムと抑揚だけが丁度いい子守唄のようになっています。